第8回デザイン演習Ⅴのまとめ
露出や五感、カクテルパーティー効果などの話をしていた。
・個人要因
・外部要因
外部刺激と知覚プロセス
外部刺激(五感)→知覚(「露出」→「注意」→「組織化」→「解釈」)
・消費者行動の集計水準
消費者行動の階層性と分析レベル
消費者行動→
・消費行動
・購買行動
・買物行動
・使用行動
【消費者行動に影響を及ぼす内的要因】
・人工統計的属性
・価値意識
・パーソナリティ
・生活資源
・情報処理能力
・モチベーション
・関与
・知識
・態度
→関与度が高いもの=失敗したくない商品
・iPhoneなども寛容度が高いが、誤ったものを買ってしまったとしたら後悔する、など。
学んだ消費者行動の分析モデル
・Howard-Sheth「刺激ー反応」型モデル(ハワード=シェス・モデル)
・情報処理型モデル(Bettmanモデル)
・Petty&CacioppoのELMモデル
など
加えて、「スキーマ」や「スクリプト」を学び、「関与の認知的基盤」と「情報処理への関与と知識の効果」についても学んだ。
ビアボール
3C
客:ストレスがある人、疲れている人、酒が強い人、酒が得意じゃないけど飲みたい人
競合他社:他のビール製造メーカー、他お酒のメーカー
自社:サントリー
SWOT分析
S:自分で割れる、自分の好きな酒を作れる、コスパ最強
W:割るのが面倒、炭酸水を始めとしたものの準備に費用と労力がかかる、毎度正確な味を自分で出せるわけではない。
O:外出して行うイベント、バーベキューなどをはじめとしたイベントに持っていくことができることから利用者周辺に広まりやすい。また、インスタにも上げやすい。
T:原液だけ飲んで病院送りになる利用者がいた時、認知してなかった人からすると「パッケージの16%」からも少し怖い印象を持たれ利用者にならない可能性がある?
USP
Unique:差異化
→バーベキューなどで炭酸で割って味を好みに変えられる。
→原液の提案故、酒が弱い人から強い人まで、幅広い利用者にアプローチが可能。
Selling:実売性→「売り」になる、対価に見合う
→家庭用で売られている330mlですら、8杯分になることによって、8本買うよりもコスパ的にも良い。自分好みの調整が他と比べると長期的にできる。
Point:情報伝達性→要点がわかりやすい、信じる理由がある、認知され受け入れられる。
→汎用性の高さ。クラフトビールのような方向のお酒を作る用途にも使えて、尚且つビールが苦手な人は薄めれば飲める。
どこが他の商品と差別化されているのか、どこにユニークさがあるのか。
客に伝えたいそのユニークさは何か。
→原液のみを提案することによって、消費者自らが気分や手元にあるものによって好きにお酒を作ることができる。
これによって、ホッカレモンなどのレモン汁などをはじめとしたカスタマイズを楽しめる上、スタバのような「カスタム」をSNS。
主にインスタグラムなどを通して拡散されることが予想される。
顧客に購入されるまでのUSP
1.Key Driver USP(HOP)
→16%のビールの販売?!割って飲むビール?!「え、炭酸入ってないビールって何。」
2.Conformation USP(STEP)
→きちんと認知指定もらうことで確実に共感度を高める
→これを買うことによって、普段買うお酒よりもお金の出費を抑えられることに加えて、長期的に自分好みの度数のお酒を。
3.Suprising USP(JUMP)
→自分好みにカスタマイズが可能なことによって、スタバのカスタムのようなことができてしまう。開拓の楽しさがある。
Scene:夜ご飯のお供、外出して行うイベント(お祭りやらフェスやら)
Evidence:炭酸水だけ追加で用意すれば即飲める。
Benefit:炭酸水の他のものを準備すればさらに幅広い味を楽しむことができる。
その上コスパが良すぎる上「自分で割って調整することができる」ことから、幅広い層にアプローチすることができる。
重要なのは「意外性ギャップ」と「トレードオフのブレークスルー」
330ml→698円(8杯分)
500ml→800円
ポジショニングステートメント
→ビアボールは、これ一本で他のビールを含め、カスタマイズの可能性から多くのお酒に代用することが可能な。
且つ酒の強い人も弱い人でも楽しめ、家で飲んだりバーベキューなどで飲んだりもできるコスパの良いビールである。